書籍。近未来を描くSF。読んでいるうちに、どこまでが現実で、どこからが空想なのかわからなくなってしまった。いや、来るべき現実なのかもしれない。著者の主張や世界観の描写は示唆に富む。先端物理学などの前提知識があるとすんなり読める。オカルトチックなことをエンターテイメントと読める心も必要かも。。物理学者系の方(?)が理論に怒っている書評も発見しました。。(汗)物語なんだから、そんな言わなくても。。私は応用物理学科出身ですが、許容範囲です。素直に面白い!(笑)
<私がへぇと思ったポイント>
・性は、7種類。
男女(転男女)・強化男女・微小男女・汎性(中性とはちょっと違う)
# 転男女というのは、体に合わせて、脳を変える神経的ジェンダー適合(NGR)も一般化している。。
・さまざまなカルト集団や組織が出てくる
無知カルト:文化第一主義、神秘主義復興運動、わきまえろ科学!、エデン主義、・・・。
テクノ解放主義、ステートレス、自発的自閉者協会、・・・。
#それぞれの主張や、科学に対する態度が面白い。
・人間の生んだテクノロジーを人々が魔法扱いしないようにすることが科学ジャーナリストの使命
・Health(健康):自分は、健康と疾病の境界を定義する専門家だと主張する人が全てを決める
・Humanity(人間性):論争に勝とうと思ったら考えうるもっとも知的に怠惰な方法とは、論争相手が人間性を欠いている、と主張すること
・タイトルの『万物理論』とは、なんだか凄い、物理理論のことらしいです。。私に物理を聞かないでぇ〜(><)
#ストーリーは、内緒。(笑)
読む人を選びそうなので、点数は下げてあります。。
映画とかになったら、わかりやすそうですが。。
おすすめ度:★★★☆☆
読みやすさ:★★☆☆☆
グレッグ・イーガン 山岸 真
東京創元社 (2004/10/28)
売り上げランキング: 25,141
東京創元社 (2004/10/28)
売り上げランキング: 25,141
おすすめ度の平均: 

関係主義的SF
早く次の長編も訳して山岸さん!
現時点(2004/11/11)でイーガン作品で一番好きです


