書籍。世界には、1日2ドル未満で生活する人々が約40億人いると言われている。彼らを慈善や援助の相手としてはなく、ビジネスの対象とみなそう。それは巨大な市場である。という提案である。筆者は、経済ピラミッドを中間層の多い、経済ダイヤモンドにすることが世界の幸せだと主張している。貧困層(BOP-Bottom Of the Pyramid-ボトムオブザピラミッド)に対応するには、イノベーション(事業を小資本で回すアイデアやIT)が必要である。所得格差・ITリテラシー格差が騒がれている日本企業でも必要な視点ではなかろうか?映画の作り話のようなホントの話。インドでは、メディア・ダーク(テレビ・ラジオがない層)が40%もいる。また識字率も悪く、文字が書けないため、普通のインターネットではなく、テレビ電話システムを開発するなどのイノベーションが必要になる。そして、機会が生まれると必死で使いこなそうとするらしい。インドでもケータイがはやっているそう。そのイノベーションは先進諸国でも使えるものになる。低所得者でも購入できるように、シャンプーを小分けのパッケージにする。大量にゴミを出すと環境を汚すから、そこもまた考える必要が出てくる。ホントにイノベーションのヒントばかり。これを読むと、日本の『格差』は、全然、格差ではない気がする。。経営者・マーケティング担当者・IT担当者必読。内容もわかりやすいし、目からウロコがポロポロ。
■ 個人的な感想
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付録のDVDの映像がとてもわかりやすかった。
資源がないからこそ、アイデアが重要。
自分の仕事への応援メッセージに聞こえた。
ヒントが満載で何度も読み返したい。
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■ 書評
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1部が理論、2部が具体事例、DVD映像の付録つき。
<ポイント>
BOP市場におけるイノベーションの12の原則
1.コストパフォーマンスを劇的に向上させる
2.最新の技術を活用して複合型で解決する
3.規模の拡大を前提にする
4.環境資源を浪費しない
5.求められる機能を一から考える
6.提供するプロセスを革新する
7.現地での作業を単純化する
8.顧客の教育を工夫する
#石鹸を売るのに、手には見えない細菌がついているから、病気にならないために、石鹸で手を洗う必要があることを教育することからはじめたらしい。
9.劣悪な環境にも適応させる
10.消費者特性にあうユーザー・インターフェースを設計する
11.貧困層にアプローチする手段を構築する
12.これまでの常識を捨てる
英治出版 (2005/09/01)
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久しぶりに骨太な本
常識をくつがえす
MBA必読■ 関連情報
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この著者C.K.プラハラード教授は、『コアコンピタンス経営』でも有名です。
日本経済新聞社 (2001/01)
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将来は現在の延長とは限らない
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