韓非が人の名前で、【子】をつけると、書物の名前になるようです。聖人君子の時代の次の、戦乱の世の人。殷・周・(春秋戦国)・秦・漢の、春秋戦国時代の人です。前233年。秦の王(政)に殺され、その一生が終わってしまいましたが、この王が、その思想を実現し、かの有名な秦の始皇帝になったとされています。師匠である荀子は、性悪説。『どんな凡人でも、善を積んで、それを完全に身につければ聖人となる。』これに対して、韓非は、『人間が現実に欲望によって動くことを知り、それに対策を講じること。』人間を善に導くということなど念頭になく、君主による人民の統治が目的である。
戦乱の世では、仁義は役に立たない。世の中は聖人だらけではない。悪人もいる。
・功利的な人間観
・法術(法と、法を操る臣下操縦術による支配。)
・刑徳(賞罰の徹底)
・刑名賛同(言ったことと実績を照らし合わせること。言ったことができなくても、言った以上のことを行っても罰する。)
内儲説(上)より
1.臣下の言葉を事実と照合すること
2.法を犯したものは必ず罰して威光を示すこと
3.功労者には必ず賞をあたえ、全能力を発揮させること
4.一人一人の言葉に注意し、発言には責任を持たせること
5..詭計を使うこと。
6.知らないふりをして相手を試すこと。
7.ウソやトリックを使って相手を試すこと。
※個人的に、5〜7はいかがなものかと思いますが、1〜4はとても重要なことであると思います。
へぇ〜情報:
かの有名な【矛盾】の作者でもあります。
韓非子 (中国の思想)
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